福島第一原発近くの地下水から極めて高濃度の放射性物質検出
19.06.2013, 11:33
19日、東京電力は、福島第一原子力発電所2号機近くに掘った観測用井戸の地下水から、極めて高濃度の放射性物質、ストロンチウム及びトリチウムが検出されたと伝えた。それによると、1リットル当たりストロンチウム90は許容基準の30倍の1千ベクレル、トリチウムは500倍の50万ベクレル、それぞれ含まれていた。
その一方で東京電力は、原発周辺の海水の放射能レベルは変化していないと主張している。同社の専門家は、これらの放射性物質は、2011年春の原発事故の際、排出されたものだと見ている。
2号基の近くの井戸は、昨年12月、地下水汚染の状況を調査するため掘られたもの。
現在専門家らは、これら危険な放射性物質が地下水に含まれるようになった原因の分析を試みている。
イタル・タス
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